Olympus(オリンパス)のPEN Lite E-PL3は、2011年9月に発売された、PEN E-PLシリーズの第3世代機種です。
現行は第5世代のPL6です。
PENシリーズは、最高機種のPEN E、普及機種のPEN Lite、入門機種のPEN miniと3シリーズあり、これは普及機種です。
有効撮影画素1230万画素は最新機種には劣るものの、日常の使用には十分なものです。
この機種でオリンパスが力を入れたのがピント合わせ、オートフォーカス(AF)の機能です。
それまでこのE-PL3の弱点と言われてきたのが、遅いAFだったからです。「FAST AFシステム」により、この点の改善が施され、より速いピント合わせができるようになったので、心が動いた瞬間を逃さず撮影できます。ピントを合わせる範囲が前機種の11点から35点に増えたので、よりきめ細かなピンポイントでのAFが可能になりました。
E-PL3は可動式液晶モニターを搭載したのもこの機種の特色です。高い位置にカメラを持って撮るハイアングル、ペットや子どもを低い位置から撮るローアングルなど、より自由度の瓦解撮影が可能になりました。
ボディカラーには後継機種のPL5にはない、レッドがあるのもいいです。
画質は最新機種より劣るのは仕方のないところですが、普段使いには問題のない程度です。
やはり、E-PL3は高感度撮影時のノイズがけっこうありますので、暗いところでの撮影は不得手かもしれません。
E-PL3のオプションのフラッシュは必需品のように思います。
バッテリーの持ちは、ミラーレスでない一眼レフに比べると悪いですが、静止画300枚、動画10分くらいは余裕で撮れます。小さいボディのため、ホールド感はやや心もとない気がします。しかし、携帯性に優れていますし、高感度撮影を除けば、2世代前の機種とは言え、コストパフォーマンスは抜群です。
むしろ、E-PL3はサブ機として、または入門機としても買い得かもしれません。
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