大事なデジタル一眼レフカメラの保管・メンテナンス方法は?

2014.1.26|よくある質問 ブログ

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デジタル一眼レフカメラの保管・メンテナンスで最も注意しなけらばならないのは、湿気とホコリです。
特に湿気は厄介です。
湿気はレンズに生えるカビの原因になりますし、ホコリがカメラ内部に入り込むと、撮影した画像に写りこんでしまい、せっかくのお気に入りが台無しです。
最も確実な方法は、防湿庫を使用することです。

 

これはカメラやレンズなどの光学機器を保管する専用の箱です。
庫内の温度と湿度を一定に保つようになっていますので安心です。電源が要りますが電気代はあまりかかりません。価格は20,000-40,000円くらいです。
しかし、保管するだけで中古レンズが買えるのですから、お金をそちらに回したいと考えるのは無理のないことです。
実際、デジタル一眼カメラを所有している人で防湿庫で保管している人は少ないのではないでしょうか。

 

大半は、簡易ドライボックスや食品用密閉ケースを使っています。簡易ドライボックスはカメラ店や電気量販店で2,000-3,000円で売られています。
食品用密閉ケースは、大きさもいろいろで、必要に応じて買い増しできるので、所有している機材に合わせて増やせていけます。
どちらも、中に防カビ、防湿剤を入れて使用します。押し入れ用の乾燥剤を入れておいてもいいです。

 

しかし、こうして収納すると、しまいこんでしまい、使わないで何カ月も経ってしまうことがあります。
時々ケースから出して、「虫干し」したり、電源を入れて動作を確かめるようにしましょう。充電池にとって、過放電が一番よくないことです。電池はカメラにセットしたままでも外しても、どちらでもいいです。レンズは、基本的には外して保管する必要はありません。

レンズの着脱を繰り返すとカメラ内にホコリが入り込む原因になるからです。常用レンズをつけっぱなしでいいと思います。
こうして、「どう収納するか」ということも大切ですが、収納しないで保管するのも一つの手です。
と言うのは、カメラにとって、素敵なカメラバッグに入れて押し入れや引き出しにしまいこんでおく、と言うのが一番いけないことです。

 

湿気がこもり、気がついた時にはレンズにカビが‥と言うことになりかねません。
それで、空気がこもらない所に出しっぱなしにしておく方がよほどいいです。
インテリアのように部屋にディスプレーするのもアイデアです。
しかし、うっかり高い所から落ちたりしないように安置しなければいけません。また、ホコリは定期的に除去してやりましょう。
スプレー式のブロワで吹き飛ばすのが便利で確実です。できれば布をかけてほこりをかぶらないようにしておきましょう。
保管とは言えませんが、カメラにとって、一番いいのは頻繁に使うことです。


そうすればメカの部分の作動も良い状態が保てますし、電気系統にも良いことです。
使い終わったら、レンズやボディーについた指紋や手指の脂を優しく拭き取り、ブロワーでホコリを掃除するようにしてください。”



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